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佐とう製茶 佐藤社長に、茶ぁ~みんぐ石鹸が出来るまでのお話を伺いました。

茶ぁ~みんぐを作るきっかけとこだわりについて

高木茶ぁ~みんぐが出来たきっかけを教えてください。
社長 最近は、急須が自宅に無いご家庭も増えてきており、茶葉離れが進んでいるように思っていました。
ペットボトルの普及なども その原因になっているのかもしれません。佐とう製茶でも、急須がなくても手軽にお茶が飲めるよう、粉末状のお茶の種類を増やしたりと工夫をしてきましたが、 もっともっとお茶に親しんでもらいたいという気持ちがありました。
そんな時に、妻と娘から、「お茶石鹸を作ったらどうか」という話が出たのがきっかけですね。
高木とくに奥様が、石鹸にはこだわりがおありだったそうですね。
社長 そうなんですよ。私が机の上に置いておいた、「地の塩」(石鹸の製造工場)の営業さんの名刺に電話をかけて、情報収集を始めてくれたのが妻でした。
女性のカンで、お茶が肌にも良いという確信があったのでしょうね。「地の塩」さんは地元でもとても評判の良い会社さんでしたし、そこの営業さんも親身になって相談に乗って 下さったので、「よし、では、日本一肌に良いお茶石鹸を作ろう!」となったわけです。(笑)
高木茶ぁ~みんぐが他のお茶石鹸と違う点はどこですか?
社長 最高品質のこだわり茶葉を使うことはもちろん、「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」が入っている点です。
一般的に知られているお茶石鹸を調べてみましたが、この成分の組み合わせのお茶石鹸は大変珍しいのですよ。
作るなら肌に良いもの以外入れたくない、と、頑固にこだわって作りました。
高木一番苦労されたのは、どんなことでしたか?
社長 石鹸素地に対する、茶葉の配合度合いですね。
多すぎても固まりませんし、少なすぎても効果が薄れてしまいます。
何度も試作を繰り返して出来た石鹸を、今度は実際に使ってみて使い心地をチェックしました。
ここでも納得するものにするまでに随分時間がかかりました。

お茶石鹸とお茶づくりに関して

高木そこまでのこだわりがあったからこそ、お肌に良い石鹸ができたのですね。
社長 茶ぁ~みんぐは、お子様、若い方からご年配の方、男性の方など、年齢性別問わず喜んでいただけて、嬉しい限りです。
ただ、私がいつも心掛けていることは、「茶農家」としてのプロ意識なんですよ。
良い茶葉が出来てこその石鹸ですから。飲むお茶も含めて、
「安心、最高のものを、安く消費者の皆様にお届けしたい。それこそがプロの仕事だ。」
と、常に自分に言い聞かせて、茶葉と向き合っていますよ。
高木良い茶葉が全ての基本なのですね。社長のこれからの夢は何ですか?
社長 茶木や土壌はもちろん、茶葉を通して接することができる全ての方々に愛情を持って毎日を過ごしています。
夢ですか~、そうですね、自分が育てたお茶を、もっともっと沢山の人に飲んでもらったり、お茶石鹸に触れていただきたいですね。
少しでも気を抜くとよいものはできませんから、毎日真剣勝負ですよ。(笑)
高木佐藤社長、ありがとうございました!
「プロ」としての意識の高さ、消費者を思う気持ちが伝わってきて、感銘を受けました。